新電力事業入門


新電力・電力自由化に興味がある人向けの勉強用ブログです。

2018年09月

間接オークション エリア外取引先誤記載例

間接オークション制度が始まった場合、翌日計画でエリア外取引をスポットで記載しなければいけませんが、販売側(送電側)、調達側(受電側)に誤ってエリア外取引先を記載してしまった場合の訂正方法例です。

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出典:広域機関 (https://www.occto.or.jp/oshirase/sonotaoshirase/2017/files/171226_implicitauction_setsumeikai_2_shiryou.pdf 

訂正して計画票を提出する際に、誤った取引先を消してスポット取引だけ記載して提出すると、広域機関システム側では誤った取引情報の取引量が残ったままとなってしまいます。
その為、誤った取引先情報は残したまま取引量を0にしてスポットに取引量を設定して再度提出します。

登録小売電気事業者、登録ガス小売事業者の数

本日の時点では
 登録小売電気事業者:526社
 登録ガス小売事業者:65社
となっています。

ガス自由化のほうが約1年ほど遅かったので単純に比較はできないと思いますが、やはり電力の自由化のほうが参入する事業者も多く、盛り上がっているように見えます。

間接オークション 調達側(受電側)が約定不足の場合

調達側(受電側)の約定量が事前に取り決めていた量より少ない場合の対処例です。
広域機関の資料では、調達側で不足分の電力を地内や時間前市場から調達する例が記載されています。

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出典:広域機関 (https://www.occto.or.jp/oshirase/sonotaoshirase/2017/files/171226_implicitauction_setsumeikai_2_shiryou.pdf 

この間接オークションですが約定することが前提のため、成行注文のようなことができると良いのですが、現状は出来ないので必ず約定できそうな価格で入札単価を入れる必要がありそうです。

東電 従量電灯BとスタンダートSの違い

料金計算方法は全く同じです。電力量料金はスタンダードSの第2段階単価が従量電灯Bと比べて2銭安いだけなので、正直ほとんど違いがありません。

ただし、スタンダードSのプランは電気料金1000円につき、Tポイント、WAONポイント、nanacoポイントに変換できるポイントが5ポイント貯まるので、スタンダードSのほうがお得な契約かと思います。

発受電月報

小売電気事業者、一般送配電事業者、送電事業者、特定送配電事業者及び発電事業者は毎月、翌々月15日までに発受電月報を経済産業大臣に提出する必要があります。

第一表 全電気事業者の総括表
電力量には送電端の値を記入してください。小数点以下は四捨五入します。
他社送受電電力量の差引合計には「相対取引からの調達量から、相対取引の販売量を引いた値」を記入します。
相対にはJBUや卸電力取引所との取引なども含まれます。

 発受電月報(全電気事業者の総括表)
出典:経済産業省 (https://www.enecho.meti.go.jp/category/electricity_and_gas/electric/summary/start/pdf/160316yoshiki.pdf


第2表 発受電月報(全電気事業者の都道府県別・電源種別発電実績)
都道府県ごとの発電所数、最大出力、電力量と、それらの合計の値を記入します。

発受電月報(全電気事業者の都道府県別・電源種別発電実績)
出典:経済産業省 (https://www.enecho.meti.go.jp/category/electricity_and_gas/electric/summary/start/pdf/160316yoshiki.pdf




表3~は先々書き足していきます。

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