新電力事業入門


新電力・電力自由化に興味がある人向けの勉強用ブログです。

北海道エリアのスポット取引中止について

地震の影響で北海道エリアのスポット取引は中止されているそうです。
また、9月6日以降の速報インバランスには北海道エリアのインバランスは加味されていない為、留意する必要があるとのこと。

東電 定額電灯

マンション 40Wの電球が20箇所設置されている。
需要家料金:54.00
20kWをこえ、40kWまで:245.20
定額電灯 燃料調整費:~40kWまで 1灯 -20.19

定額電灯 再エネ賦課金:~40kWまで 1灯 41.02

54.00 + (245.20  × 20)- (20.19 × 20) + (41.20 × 20)
= 54.00 + 4904 - 403.8 + 824
= 5378.2

5378円

部分供給と常時バックアップの違い

部分供給
 需要家が新電力と一般電気事業者にそれぞれ契約を結んで電力を供給してもらいます。

常時バックアップ
 需要家が新電力と契約を結んで、新電力が一般電気事業者と契約をします。
 電力は新電力が一般電気事業者から調達した分も含めてから供給します。。

30 分電力量メッセージファイルの保存期間

一般送配電事業者が提供する30 分電力量メッセージファイルの保存期間ですが、以下の通りです。

30分電力量ファイル保存期間
出典:広域機関 (http://www.occto.or.jp/system/gijutsu/files/30MdennryokuryouBP_Ver3A_20170310.pdf 

当日ファイルは、翌日の日毎ファイルが作成されるまでとなります。
日毎ファイルは、特高・高圧は14日間、低圧は7日間となります。

ボルト(V)、アンペア(A)、ワット(W)について

ボルトは電気を押し出す力、アンペアは電気が流れる量
ワットは電気を押し出す力と流れる量によって生じた力となります。
その為、以下の式が成り立ちます。
V × A = W

ちなみに1Wの力を1時間生じさせた場合、1Whの電力量となります。

負荷設備契約と主開閉器契約の違い

例えば10部屋にエアコンが1台づつ付いていて、1つあたりの機器容量が12kWだとします。
この時、負荷設備契約だと契約電力が10×12kWで120kWとなります。
1kW辺りの基本料金が1000円だとしたら、1000 × 120kWで120000円となります。
エアコンを10台同時に常に稼働する場合は、こちらの契約のほうが良いです。

10部屋の用途が異なり、例えば5部屋は昼間、残りの5部屋は夜間に使用すると
決まっていた場合、エアコンは最大5台稼働することとなります。
こういった場合は契約電力は120kWではなく半分の60kWに少し余裕を持たせて
80kWぐらいで契約するれば、基本料金も安くなります。
これが主開閉器契約となります。

注意点としては、契約以上の電力を使用してしまうとブレーカーが落ちてしまう事です。

東電 業務用電力(契約電力500kW以上)

季節:夏季
契約電力:600kW
使用電力量:94500kWh
力率:100
燃料調整費:-1.96円
再エネ賦課金:2.90円 

(1684.80 × 600 × (185 - 100) / 100) + (17.22 × 94500) + (-1.96 × 94500) + (2.90 × 94500)
859248 + 1627290 + -185220 + 274050
= 2575368円
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特にやることもないので、新電力・電力自由化についての勉強をしています。

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