新電力事業入門


新電力・電力自由化に興味がある人向けの勉強用ブログです。

混雑処理通知(スポット・1時間前)

前日のスポット取引後、連系線のトラブルなどでスポット・時間前の約定結果を抑制する必要がある場合、広域機関から混雑処理通知が来ます。

小売電気事業者は通知内容の抑制量を計画票に反映させたうえで再提出します。

k10

出典:広域機関 (http://www.occto.or.jp/oshirase/sonotaoshirase/2017/files/171226_implicitauction_setsumeikai_2_shiryou.pdf 

広域機関システム ログイン用のユーザ

システムログイン用のユーザID、パスワードを広域機関から発行されるのですが、何度かパスワードを間違えるとアカウントロックがかかってしまいます。

広域機関の営業時間内であれば解除の依頼を出せるのですが、営業時間外の場合は対応してもらえませんので、対策として管理者権限のユーザを複数作成しておく方法があります。
具体的な手順として、特定のユーザがロックしてしまった場合、別のユーザでログインしてロック対象のユーザのパスワードを再発行するようにします。

FIT特例1 翌日発電計画作成の流れ(四国エリア)

四国エリアでは、特高は個別、高圧、低圧は集約コードでまとめることが可能です。高圧に関しては個別で発電計画値が必要な場合、発番することもできます。

F2


ステータス2で集約コードに計画値が設定され、ステータス3で一括入力値を特高のG1、G2の発電所に必要に応じて割り振りします。


出典:広域機関(https://www.occto.or.jp/occtosystem/oshirase/2015/files/tokurei_1_BG_keikaku_sakusei_flow_160219_clean.pdf 

発電者の仕訳後の電力量のお知らせ帳票

発電者の仕訳後の電力量のお知らせ帳票は受電地点単位、30分ごとの発電量の情報が記載されたファイルです。特別高圧・高圧、低圧分の情報がそれぞれ託送ホームページ上に公開されます。

 特高・高圧発電者の仕訳後の電力量のお知らせ
 発電者の仕訳後の電力量のお知らせ

詳細な仕様につきましては広域機関に問い合わせる必要があります。
https://www.occto.or.jp/system/gijutsu/kouri_ippan_renkei.html

広域機関システム クライアント証明書申請・システム利用申請

三菱電機インフォメーションネットワーク株式会社から、証明書の申請・取得を行います。
http://www.eppcert.jp/occto/occto.html


広域機関システム、スイッチング支援システム、託送関連業務データ提供システム(30分電力量、確定使用量等)にシステムの利用申請を行います。
https://www.occto.or.jp/occtosystem/riyou/client_shoumeisho.html

広域機関システム 事業者マスタ申請

基本情報として、事業者コードや事業者名、住所や連絡先などの情報と登録します。

ライセンス情報として小売、発電なのかを選択するのですが、需要調達、発電販売計画の両方を提出する必要がある場合は両方選択してください。

インバランス算定

インバランス量を算定する際に需要側は
 需要計画 - 需要実績
で行っていましたが、各事業者が
 需要計画 = 需要調達 - 需要販売
となる計画を適切に提出できなかったため、現行は
 需要調達 - 需要販売 - 需要実績
で算定されています。

正確には、広域機関側で需要計画 =  需要調達 - 需要販売となっていなかった場合に、需要計画を需要調達 - 需要販売に合わせる処理を行っているそうです。

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特にやることもないので、新電力・電力自由化についての勉強をしています。

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